おすすめのキーワード
John Derian Company とのコラボレーション第2弾のローンチを記念し、その世界観を生み出す本人、ジョン・デリアンにインタビューを行いました。
ジョン・デリアンは、1989年設立の John Derian Company の創設者。ニューヨークのスタジオを拠点に、少人数の職人チームとともに、アンティークやヴィンテージの図像を用いたハンドクラフトのデコパージュ作品を制作しています。
その作品は世界中で愛され、時代を超えた芸術性と詩的なディテールで高く評価されています。
印刷物への幼少期からの強い関心を原点に、紙を切り、貼り重ねる芸術 ― デコパージュに惹かれてきたジョン。その表現は今回、ラベンハムの人気アイテムに刺繍というかたちで再解釈されました。
すべてのアイテムは、イングランド・サフォーク州にあるラベンハムの自社工場にて製作・仕上げられています。英国のクラフツマンシップと、ニューヨークを拠点とするジョン・デリアンの詩的な感性が融合した、特別なコレクションが完成しました。
デコパージュに惹かれたきっかけ、そしてこの表現方法を始めてから、スタイルはどのように変化してきましたか?
きっかけは偶然でした。古い広告や印刷物、書籍の挿絵など、本来は使い捨てられるはずだった紙ものを集め始め、コラージュを作り、紙箱を覆うようになり……そうして1980年代後半に、自然とデコパージュを始めるようになったのです。
- デコパージュ(Decoupage)
ヴィンテージやアンティークの紙を切り抜いて貼り、表面を丁寧に仕上げることで、一点ものの表情を生み出す伝統的な装飾技法。
イメージや素材選びから完成に至るまで、制作プロセスを教えてください。
常にアンティークやヴィンテージの紙製品に目を配っています。
そのイメージの「美しさ」や「ユーモア」に心を惹かれたとき、どうすればその魅力を最もよく伝えられるかを考えながら構成していきます。
ご自身の作風をどのように表現しますか? また、作品に共通して現れるテーマやムードはありますか?
使用するイメージの多くは、18〜19世紀の書籍に見られるアンティークな図像から着想を得ています。そのため、私の作品全体にはどこかアンティークの趣が漂っていると思います。
ラベンハムは、長い歴史に裏打ちされた背景や、職人の手による丁寧なものづくりを大切にしています。そうした価値観は、あなた自身のスタイルや制作姿勢とどのようにつながっていますか?
私は幼い頃から何かを作り続けてきました。オリジナリティを持ったクリエイティブな人々が生み出す、手仕事の本物に惹かれるのです。
だからこそ、今回このような形でご一緒できたことは、私にとって大きな喜びでした。
ラベンハムの乗馬文化、そして「馬の年」という背景もあり、あなたの作品には馬のモチーフが多く見られます。なぜ馬に惹かれるのでしょうか? また、あなたのビジュアル言語の中で、馬は何を象徴していますか?
馬は、思わず見惚れてしまうほど美しい存在です。
「馬の年」の話をしている中で、身の回りに馬のモチーフが多いことに気づきました。それまでは自分でもあまり意識していませんでしたが、どうやら私は馬に特別な愛着を持っているようですね。