自分らしい一着を仕立てる。 3人の愛用者が語る、カスタムジレの楽しみ方。

自分らしい一着を仕立てる。 3人の愛用者が語る、カスタムジレの楽しみ方。

ラベンハムの新しい取り組みである「CUSTOM GILET(カスタムジレ)」。

 

定番生地はもちろん、過去のコレクションで使用したアーカイブ生地の中からお好みの素材を選び、ボタンやバインディングも自由に組み合わせながら、自分だけの特別な一着をオーダーできる期間限定の企画です。

 

今年2月の開催では、多くのお客様にご好評をいただきました。そして今シーズンも、9月5日の横浜店を皮切りに、大阪、神戸、高輪、丸の内の各店舗で順次開催いたします。

 

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AW26 LAVENHAM CUSTOM

詳しいスケージュールはこちら​
https://www.lavenham.jp/blogs/stories/custom-gilet-2025ss

今回お話を伺ったのは、スーツ愛好家たちが集い、街をドレスアップして歩くイベント『背広散歩』の旗揚げメンバーでもあり、メンズファッションの第一線で活躍する田島 佑介さん、福島 ティアモ 雄介さん、宮本 雄弘さん。​

3人は今年2月に開催した「CUSTOM GILET」に参加し、それぞれ思い思いの一着をオーダー。完成したジレのスタイリングをご紹介いただきながら、オーダーを楽しんだ感想や、生地やパーツ選びのポイント、自分らしい一着をつくるためのコツについて伺いました。​

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*2月のに実施したカスタムジレのオーダーの様子はこちら
​https://www.lavenham.jp/blogs/stories/lavenham-custom-s26?_pos=4&_sid=36ef2c45f&_ss=r

※以下、敬称略。

――「ラベンハム」はいつ頃から愛用していますか?また、その魅力はどんなところにありますか?

宮本: 最初に買ったのは20年前くらい。ちょうどその頃ラベンハムが広く知られるようになって、その当初は“トラッド”や“オーセンティック”という印象でした。

当時はビジネスマンの洋服というイメージが強くて、変わらずその層にも支持されているけど、その時よりもよりモダナイズされているというか、もう少しカジュアルにも楽しめて、トラッドな要素を残しながらも、今の気分に合わせてアップデートされているというのが、直近の印象ですね。

福島:僕もラベンハムは15年以上前から愛用しています。この間もみんなで「残すべきところは残しつつ、ファッションアイテムとして進化しているよね」って話してたんですが、アイコンであるキルティングを変えたわけじゃないのに、なんだか今っぽく見えるんですよね。英国らしい“THE・実用性”みたいなところと、現代っぽいファッション性の両面を感じます。長く着られるけど古く見えないっていうのは、改めて感じました。

田島:「ラベンハム」のアイテムは何度か買い替えながら長く着ていますが、着始めた当時はもっとジャストサイズで着ていた気がします。今は全体的にゆったりしたものを選ぶようになりました。ジャケットやスーツの上から、ゆったりめをガバッと着るようなイメージ。

福島:昔はジャケット感覚で選んで、きついけどスーツの上に着るみたいな着方だったかもしれない。スーツも今よりだいぶタイトでした。今はもっと、スーツの上から無理なく着られるサイジングを選んでいます。

宮本:同じモデルでも、当時着ていたサイズより1サイズ上を選ぶようなサイジングになっているのかもしれないですね。

――カスタムジレを体験してみて、いかがでしたか?

福島:三人とも超迷いました(笑)。

田島:ベースはある程度好みで絞れても、さらにパーツもたくさんの種類から選べるので、ひとつに絞るのがかなり難しいというか。

ボタンやパイピングの色によって全然雰囲気が変わると思うので、そこは特に迷いました。

福島:どこまで自分を入れるか、というところに悩みました。好きなものばかり詰め込んで“全部のせ”みたいになっちゃうと、合わせるものに悩むかもしれないので。それができるのもカスタムの醍醐味なんですけどね。

でも1回しかできないわけではないので、“今回だったら”と考えて引き算するのも必要なのかもしれないと、やってみて思いました。

宮本:僕はほぼ既製モデルに近いんですけど、ボタンの色を変えました。それだけでもやっぱり印象が変わりますよね。全体が締まるというか。持っているものは Lサイズなんですが、今回はXLを選んでみました。満足度高いです! 

福島:宮本さんまじで欲しいやつだよね(笑)!

3人でやっていると、人のを見て「いいな」って思ったりするんです。宮本さんのを見て、「無難だけど逆にそれもいいな! 」って。ちょっとの変化だけど、すごくかっこいいですよね。

宮本:女性で明るめのテイストとかが欲しい人とかもいるのかなと思うので、そういうカスタムも面白そう。

福島:細かいパーツを考え出すと、それぞれの好みが出てくるから面白かったです。いろいろな組み合わせがあるので、本当に個性が出ますよね。

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――様々な選択肢がある中で、どのようにオーダーを決めていきましたか?

福島:手持ちのラベンハムのジャケットはすべて中綿があるタイプだったので、ベストを選ぶならレイヤードすることも想定して、中綿のない「アンワディッド」にしようと決めていました。中綿がないと、上に重ねてもシルエットが崩れないのもいいですね。

デニム生地を選んだのは、ドレスダウンすることをイメージしていたからです。

手持ちのアイテムはドレススタイルに寄せたきれいめなものが多いんですけど、そこにデニムアイテムをひとつ入れるだけでかなり印象が和らぐので。

でも、どちらかというと単体で欲しいものを考えました。これからいろいろ試すのが楽しみです。

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田島:僕は“こういうコーディネートで着たいな”というイメージから考えていきました。アメカジスタイルに合わせたかったので、そのテイストに振り切った感じです。上に着るというよりは、レイヤードの中に挟むような想像をしていて、通年着られることを想定して中綿のない「アンワディッド」を選びました。

宮本:僕は「ソーンハム」の黒を持ってたので、今回はスタンドカラーの「ミックフィールド」を選びました。最近は茶系の着こなしを楽しみたい気分というのもあって、色はブラウンにしました。

田島:生地は割とすぐ決まったんですけど、パイピングの色に結構悩みましたね。ネイビーやベージュいいなと思って。洗ってアタリが出てくるのも楽しみ。

福島:田島さんの、めちゃくちゃかっこいいですね。ちょっとミリタリー風というか。

3人とも仕事柄いろいろな洋服を着てきてるので、自分に似合うもの、似合わないものがそれぞれわかっていて、そういうのも加味しながら考えてましたね。

田島:これから着ていくうちにアタリが出てくるのも楽しみです。

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宮本:イニシャル刺繍も嬉しいですよね。刺繍が入る場所もいい。

福島:イニシャルを入れる機会って意外とないので、やっぱり特別感がありますよね。

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――最後に「カスタムジレ」をオーダーする人へ、アドバイスがあれば教えてください。

田島:一番トライしやすいのは、宮本さんみたいに既存モデルをベースにマイナーチェンジすることですかね。

福島:想像しやすいですよね。ベースがあって、パーツやパイピングとかのポイントだけ変えるのもいいかもしれない。

宮本:それだけでも結構印象変わりますしね。

福島:あとは、「あれに合わせたいな、これに合わせたいな」とか、コーディネートがいくつも思い浮かぶようなものを逆算しながら生地やパーツを選んでいくのがいいと思います。「こんな色味が多いから、この生地なら相性いいかな」って色を選んだり。単体だけで考えてつくると後からどう着るかを考えなきゃいけないので、その方がいろいろ着回せて、たくさん着られると思います。

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左から田島さん、福島さん、宮本さん

有限会社フォーリーフ サファリ事業戦略部長

田島 佑介さん 

アメカジやヨーロッパヴィンテージなど、普遍的で上質なアイテムの品揃えで支持される高円寺の老舗古着店「SAFARI」の事業戦略部長。古着の豊富な知識を背景に、ドレススタイルにも独自の審美眼を持つ。

Instagram:@yuske_tajima

◼︎ORDER

  • ボディ:ソーンハム 
  • 生地:オリーブキャンバス(ミリタリーキルト) 
  • バインディング:コーデュロイ(ブラウン) 
  • スタッド:ブラス 
  • 刺繍:あり

“アメカジ”をテーマに、レイヤードスタイルの間に挟んで着ることを想定してカスタムしました。アウターの下に着る時はフロントを閉めて、ジレが見えるようにしています。

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◼︎ONスタイル

カジュアルに振り切ってジレをつくったので、ONの着こなしもカチッとしすぎないようにしました。シャツもいわゆるドレスシャツというよりは、デニム生地やシャンブレーの方が相性がいいかなと。スカーフを巻いて、華やかさを加えました。

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◼︎OFFスタイル

ジレはレイヤードの中に挟むことで、着こなしのアクセントになります。シャツとジレはカジュアルですが、スラックスと革靴を合わせることで、“大人のアメカジ”へ仕立てました。襟元に白Tシャツを見せるのもポイントです。

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メンズファッションバイヤー/ファッションディレクター

福島ティアモ雄介さん

大手セレクトショップの販売員やMD、ドレスバイヤーを経て独立。

百貨店やセレクトショップ、ブランドとのコラボレーションや商品企画まで幅広く手がけるファッションバイヤー/ディレクター。YouTubeやInstagramでの発信にも注目が集まる。
Instagram:@yusuke_tiamo_fukushima

◼︎ORDER

  • ボディ:ソーンハム 
  • 生地:デニム 
  • バインディング:サフォークネイビー 
  • スタッド:ブラス 
  • 刺繍:あり 

ドレスアイテムとの相性を考えて、ジレのサイズはジャストめにつくりました。

パイピングや刺繍までネイビーでワントーンに揃えつつ、ボタンはデニムが経年変化した時のこともイメージして真鍮(ブラス)を選びました。


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◼︎ONスタイル

デニム生地のジレは、今日みたいにドレスダウンアイテムとして活躍しそうです。レザージャケットや革靴の男らしい印象も程よく和らげてくれます。室内に入ってジャケットを脱いでも、ジレを1枚重ねているだけで洒落感を残せます。

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◼︎OFFスタイル

フレアシルエットのチノパンと合わせて、カジュアルな雰囲気に仕上げました。

デニムのパンツやシャツ、ジャケットなどを合わせて、デニム×デニムの着こなしも楽しみたいです。

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株式会社グジ gujiバイヤー

宮本雄弘さん 

創立と共に生まれた、大人の男に最高の満足を提供するメンズレーベル gujiのバイヤー。ベーシックなアイテムに「色」「艶」「夜」というキーワードをエッセンスとし、ビジネスからオフまでの「勝負服」をセレクト、スタイルを提案する。

Instagram:@takahiromiyamoto

◼︎ORDER

  • ボディ:ミックフィールド
  • 生地:ラブンスター(ダークチョコレート) 
  • バインディング:コーデュロイ(ブラウン) 
  • スタッド:ガンメタル 
  • 刺繍:あり

ジャケットの上に着ることも想定して、スタンドカラーの「ミックフィールド」をオーダー。既存のモデルはボタンが真鍮(ブラス)ですが、ガンメタルを合わせて印象を引き締めました。


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◼︎ONスタイル

ブラウンをキーカラーに、ブラックとの2色でまとめました。ガンメタルのボタンを選んだのでブラックとも相性がよく、きれいめのスタイルにも合わせやすいです。シャツをスラックスにインして、品よく仕上げました。

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◼︎OFFスタイル

ゆったりとしたパンツにシャツはアウトして、カジュアルな雰囲気に。

足元や光沢感のあるシャツなどのきれいめなアイテムとミックスしたのがポイントです。茶系のグラデーションで色に統一感を持たせました。

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◼︎3人が旗揚げメンバーとして携わる「背広散歩」

スーツ愛好家たちが集い、自分らしいスーツ姿で街中を歩くイベントとして2023年にスタート。参加者それぞれの型にはまらないドレススタイルに毎回注目が集まる。国内をはじめ、過去には韓国・ソウル、イタリア・フィレンツェでも開催され、2026年現在10回開催。

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AW26 カスタムジレのご案内

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カスタムジレの受注イベントは、横浜、大阪、神戸、高輪、丸の内の各店舗にて、順番に開催いたします。

承りましたすべてのオーダーは、英国サフォークのラベンハム工場で一点ずつ丁寧におつくりし、12月末頃のお渡しを予定しております。 

期間限定の特別な企画となっておりますので、この機会にぜひ店舗までお立ち寄りください。

AW26 カスタムジレ詳細ページ
https://www.lavenham.jp/blogs/stories/custom-gilet-2025ss



開催店舗

  • ラベンハム 横浜 2026年9月5日~9日
  • ラベンハム グランフロント大阪 2026年9月12日~16日
  • ラベンハム ミント神戸 2026年9月19日~9月23日
  • ラベンハム ニュウマン高輪 2026年9月26日~30日 
  • ラベンハム 新丸ビル 2026年10 月3日~10月7日

*カスタムジレでお選びいただく表地は、残反を再活用しているため、開催会によってお選びいただける種類が異なります。今シーズンの詳細は、詳細ページをご確認ください。



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カスタムジレ(kinoko.さん)

英国ファッションにも造詣が深いkinoko.さんには、ご自身だけでなく旦那様とのシェアも楽しめる一着として、カスタムジレを体験していただきました。

https://www.lavenham.jp/blogs/stories/custom-gilet-kinoko?_pos=2&_sid=070963139&_ss=r

Writer : Moe Shibata
Photographer:Mihoko Sakamoto
Editor: Arisa Ogura

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